中血管閉塞脳卒中への血栓除去術、機能的自立度を向上させるが頭蓋内出血リスクも
【背景】
急性虚血性脳卒中における中血管閉塞(MeVO)に対する血管内血栓除去術の有効性は、これまで試験間で結果がまちまちでした。中等度から重度の神経学的欠損を伴うMeVO患者において、血栓除去術が機能的転帰を改善するかどうかは不明でした。
【結果】
血栓除去術群の58.6%が90日時点で機能的自立(mRS 0-2)を達成し、内科的治療単独群の46.6%と比較して有意に高かった(調整RR 1.24, 95%CI 1.07-1.44, P=0.004)。症候性頭蓋内出血は血栓除去術群で4.7%、内科的治療単独群で2.2%と、血栓除去術群で高かった。
【臨床へのインパクト】
中等度から重度の神経学的欠損を伴う中血管閉塞性急性虚血性脳卒中患者に対し、血管内血栓除去術は機能的自立の可能性を高めることが示されました。これにより、MeVOに対する血栓除去術の適応拡大が検討される可能性がありますが、症候性頭蓋内出血のリスク増加も考慮した慎重な患者選択と術後管理が求められます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
