前置胎盤帝王切開におけるトラネキサム酸予防投与、産後出血を有意に減少
【背景】
前置胎盤の帝王切開は産後出血のリスクが高い。予防的オキシトシン投与にもかかわらず、出血は依然として課題であり、トラネキサム酸の有効性と安全性が検討された。
【結果】
前置胎盤帝王切開患者1691名を対象に、トラネキサム酸群とプラセボ群を比較。産後出血(出血量1000mL以上または2日以内の輸血)の発生率は、トラネキサム酸群29.7%に対しプラセボ群35.1%で、有意な減少を認めた(相対リスク0.85、95.2%CI 0.75-0.96、P=0.01)。重篤な有害事象の発生率は両群で同等だった。
【臨床へのインパクト】
前置胎盤の帝王切開において、予防的オキシトシンに加え、トラネキサム酸の予防投与が産後出血の発生率を統計学的に有意に減少させることが示された。重篤な有害事象の増加も認められず、日本の臨床現場において、前置胎盤帝王切開時の産後出血予防策としてトラネキサム酸の追加投与が検討される可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
