S状結腸鏡検診、大腸がん抑制効果は男性で顕著、23年追跡の無作為化試験
【背景】
これまでのメタ解析では、S状結腸鏡検診が大腸がん(CRC)の発生率と死亡率を15年間減少させることが示されていました。本研究は、このS状結腸鏡検診の長期的な効果、特に23年後のベネフィットを明らかにすることを目的としました。
【結果】
23年間の追跡で、男性ではスクリーニング群のCRC累積リスクが4.3%(非スクリーニング群6.0%)で、リスク差は-1.7%(95%CI -2.2~-1.2)でした。CRC死亡リスクはスクリーニング群1.4%(非スクリーニング群2.2%)で、リスク差は-0.8%(95%CI -1.1~-0.5)でした。女性ではCRC発生リスク差-0.5%(95%CI -1.0~-0.01)でしたが、CRC死亡リスク差は-0.1%(95%CI -0.3~0.1)と有意な差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
S状結腸鏡検診は、特に男性において大腸がんの発生率と死亡率を23年という長期にわたり減少させる効果が示されました。女性では発生率の減少は認められたものの、死亡率の有意な減少は確認されませんでした。この結果は、大腸がん検診の性差を考慮した個別化されたアプローチの必要性を示唆し、男性に対するS状結腸鏡検診の推奨を強化する根拠となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
