脛骨関節周囲骨折の術後感染予防、バンコマイシンにトブラマイシン追加は無効
【背景】
脛骨関節周囲骨折の術後深部感染予防には、創内バンコマイシン散布が有効と示唆されていました。グラム陰性菌対策としてトブラマイシンを追加することで、さらに感染率が低下するかは不明でした。
【結果】
高リスクの脛骨関節周囲骨折患者1528例を対象に、創内バンコマイシン単独群とトブラマイシン併用群を比較。術後182日以内の深部感染症発生率は、併用群7.4%、単独群6.6%で、ハザード比1.11(95%ベイズ信頼区間0.75-1.66)と有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
感染高リスクの脛骨関節周囲骨折患者において、創内バンコマイシン散布にトブラマイシンを追加しても、深部手術部位感染の予防効果は向上しないことが示されました。この結果は、術後感染予防における抗菌薬の使用戦略を見直す上で重要な情報であり、不要な抗菌薬の追加を避ける根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
