重症三尖弁閉鎖不全症に対する経カテーテル三尖弁置換術、米国リアルワールドデータで安全性と有効性を確認
【背景】
重症三尖弁閉鎖不全症(TR)に対する経カテーテル三尖弁置換術(TTVR)は、TRISCEND II試験で良好な成績を示し、2024年に米国で承認された。しかし、実臨床での有効性と安全性に関するデータは限られており、本研究で30日間の臨床成績、心エコー所見、健康状態を評価した。
【結果】
1034例のTTVR施行患者(平均年齢77.1歳、女性69.1%)において、98.4%で弁が成功裏に植え込まれた。30日時点で、軽度以下のTR達成率は97.7%、全死亡3.1%、脳卒中0.2%、出血7.9%、新規CIED植え込み15.9%(CIED未経験患者)、心不全入院3.1%であった。NYHA機能分類およびKCCQ-OSスコアは有意に改善した。
【臨床へのインパクト】
本研究のリアルワールドデータは、TTVRが重症TR患者において、TRISCEND II試験と同等の安全性と有効性を示すことを裏付けた。高齢で併存疾患の多い患者集団において、ほぼ完全なTR消失と健康状態の有意な改善が認められたことは、TTVRが日本の重症TR患者に対する新たな治療選択肢となる可能性を示唆する。新規CIED植え込みと出血の発生率はRCTよりも低かった。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
