脳底動脈閉塞に対する血栓回収術前のテネクテプラーゼ静注は機能予後を改善しない
【背景】
脳底動脈閉塞で発症から4.5~24時間経過した患者に対する血栓回収術前テネクテプラーゼ静注の有効性は不明でした。本研究は、中等度から重度の脳底動脈閉塞患者におけるテネクテプラーゼ静注併用療法の有効性と安全性を評価しました。
【結果】
発症から4.5~24時間後の中等度から重度の脳底動脈閉塞患者330名を対象に、テネクテプラーゼ+血栓回収術群と血栓回収術単独群を比較しました。90日時点での機能的自立(mRS 0-2)達成率は両群ともに30%で、有意差はありませんでした(調整率比 0.92 [95% CI, 0.67~1.25])。
【臨床へのインパクト】
発症から4.5~24時間経過した中等度から重度の脳底動脈閉塞患者では、血栓回収術前のテネクテプラーゼ静注追加は機能予後の改善に寄与しないことが示されました。この結果は、脳底動脈閉塞に対する急性期治療戦略において、テネクテプラーゼ静注の適応範囲を再考する根拠となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

