HER2変異進行NSCLCへの初回治療ゾングルチニブ、高い奏効率と良好な忍容性を示す

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2026-04-30 | DOI:10.1056/NEJMoa2516969

📄 原題:First-Line Zongertinib in Advanced HER2-Mutant Non-Small-Cell Lung Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 41985129

【背景】

進行HER2変異非小細胞肺がん(NSCLC)に対する初回標的治療はこれまで存在しませんでした。ゾングルチニブはHER2を選択的に阻害し、野生型EGFRを温存することで副作用を抑える経口チロシンキナーゼ阻害薬であり、その有効性と安全性が期待されていました。

【結果】

未治療患者74名において、ゾングルチニブ120mgの客観的奏効率は76%(95%CI, 65-84)でした。奏効期間中央値は15.2ヶ月、無増悪生存期間中央値は14.4ヶ月でした。治療関連有害事象は91%に認められ、グレード3以上は19%でした。活動性脳転移患者30名では、頭蓋内奏効率が47%(95%CI, 30-64)でした。

【臨床へのインパクト】

HER2変異進行NSCLCの初回治療として、ゾングルチニブは高い奏効率と持続的な効果を示し、忍容性も良好でした。特に活動性脳転移に対しても一定の有効性が示されたことは重要です。今後、本薬剤が日本の臨床現場におけるHER2変異NSCLCの初回治療選択肢として検討され、患者さんの予後改善に貢献する可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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