慢性腰痛に理学療法と認知行動療法、効果を比較、非薬物療法の段階的治療戦略を検証
【背景】
慢性腰痛に対する多くの治療法が推奨される中、その比較有効性や段階的介入の有効性は十分に検討されていなかった。本研究は、非薬物療法における最適な治療戦略を明らかにするため実施された。
【結果】
10週時点では、理学療法群で機能改善が大きかった(ODI調整平均差 2.8、96%CI 0.38〜5.1)。疼痛強度に差はなかった。52週時点では、初回治療非奏効者に対するセカンドライン治療(マインドフルネスまたは切り替え)で、機能、疼痛強度のいずれにも有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
慢性腰痛患者へのファーストライン治療として理学療法が有効である可能性が示唆された。しかし、その効果量は最小重要差には達しておらず、過度な期待は禁物である。初回治療で効果不十分な場合、セカンドライン治療としてマインドフルネスや他の治療への切り替えは、現時点では明確な優位性を示さなかった。今後の診療ガイドラインや治療フローに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
