多臓器転移性大腸がんに対する腫瘍減量術、全身化学療法への上乗せ効果なし
【背景】
多臓器転移性大腸がん(mCRC)に対し、手術や放射線、焼灼術などの局所療法が用いられる機会が増えています。しかし、腫瘍減量術による生存利益を示す前向きなエビデンスは不足していました。
【結果】
化学療法単独群と比較して、腫瘍減量術併用群では全生存期間(OS)に有意な改善は見られませんでした。化学療法単独群のOS中央値は27.5ヶ月、腫瘍減量術併用群は30.0ヶ月でした(調整ハザード比 0.88、95%CI 0.70-1.10、P=0.26)。
【臨床へのインパクト】
この結果は、多臓器転移性大腸がん患者において、一次緩和的全身療法に腫瘍減量術を追加しても全生存期間は改善しないことを示しています。したがって、腫瘍減量術を標準治療として推奨すべきではないでしょう。診療ガイドラインや臨床現場での治療方針に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
