小児がんの5年生存率、WHO目標達成に近づくも高所得国と低中所得国で格差

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2026-04-04 | DOI:10.1016/S0140-6736(26)00189-3

📄 原題:Progress towards the WHO Global Initiative for Childhood Cancer target of 60% 5-year survival for all childhood cancers combined, 1990-2019 (CONCORD-4): a Cancer Survival Index derived for 68 countries by analysis of individual records for 613 021 children from 307 population-based cancer registries.

🔗 PubMed:PMID: 41905383

【背景】

CONCORDはがん生存率の世界的な公衆衛生プログラムである。CONCORD-4では初めて小児がんも対象とした。WHOの小児がん世界イニシアチブ(GICC)は、2030年までに小児がん全体の5年生存率を世界で60%に到達させる目標を設定しており、本研究はこの目標への進捗を評価した。

【結果】

68カ国307のがん登録から613,021人の小児がん患者データを解析した。2015-19年診断の小児がん全体の5年Cancer Survival Index(CSI)は、高所得国の多くで80%超、上位中所得国で60-80%、下位中所得国5カ国で50-60%であった。ほとんどの国でCSIは1990年から2019年の間に増加した。

【臨床へのインパクト】

新たに開発されたCSIは、年齢・性別・サブタイプで標準化されており、小児がん全体の生存率トレンドを国際的に比較する有用なツールとなる。多くの高所得国や中所得国では、2030年までのWHO目標である5年生存率60%にすでに到達、またはそれに近い状況であり、この目標は十分に野心的ではない可能性が示唆された。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール