カフェイン入りコーヒー・お茶の摂取と認知症リスク・認知機能:長期大規模コホート研究
【背景】
コーヒーやお茶と認知機能の関連は不明確で、特にカフェインの有無を区別した研究が少ない。本研究は、カフェイン入りコーヒー、デカフェコーヒー、お茶の摂取が認知症リスクと認知機能に与える影響を評価した。
【結果】
追跡期間中央値36.8年、13万人超の参加者で、カフェイン入りコーヒー摂取量が多いほど認知症リスクが有意に低かった(最低四分位と比較して最高四分位でハザード比0.82、95%CI 0.76-0.89)。主観的認知機能低下の有病率も低く、客観的認知機能も良好な傾向が見られた。お茶も同様の関連を示したが、デカフェコーヒーには関連はなかった。
【臨床へのインパクト】
カフェイン入りコーヒーやお茶の適度な摂取(カフェイン入りコーヒー約2〜3杯/日、お茶約1〜2杯/日)が、認知症リスクの低減や認知機能の維持に寄与する可能性が示唆された。患者指導において、これらの飲料の摂取を推奨する根拠の一つとなり得るが、過剰摂取のリスクや他の生活習慣因子との兼ね合いも考慮する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
