HER2陽性早期乳がん術後残存病変にT-DXdがT-DM1より無浸潤疾患生存率を改善

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2026-02-26 | DOI:10.1056/NEJMoa2514661

📄 原題:Trastuzumab Deruxtecan in Residual HER2-Positive Early Breast Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 41370739

【背景】

HER2陽性早期乳がん患者で術前薬物療法後に浸潤性残存病変がある場合、再発リスクが高い。現在の標準治療であるトラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)に代わる新たな治療法が求められていた。

【結果】

術後補助療法としてT-DXd群はT-DM1群と比較して、3年無浸潤疾患生存率が92.4% vs 83.7%と有意に高かった(ハザード比 0.47、95%CI 0.34-0.66、p<0.001)。主な有害事象はT-DXdで悪心、T-DM1で肝酵素上昇だった。T-DXd群で間質性肺疾患の発生率が9.6%と高く、2例の死亡が報告された。

【臨床へのインパクト】

HER2陽性早期乳がんの術前薬物療法後残存病変を有する高リスク患者に対し、T-DXdが現在の標準治療であるT-DM1を上回る有効性を示すことが示された。これにより、この患者群の術後補助療法の選択肢としてT-DXdが加わる可能性がある。ただし、間質性肺疾患のリスクがあるため、導入後は厳重なモニタリングと適切な管理が必須となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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