妊娠中のエムポックスウイルスClade I感染、胎児喪失と先天性感染リスクが高い

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2026-01-17 | DOI:10.1016/S0140-6736(25)02309-8

📄 原題:Maternal and neonatal outcomes after infection with monkeypox virus clade I during pregnancy in DR Congo: a pooled, prospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 41429130

【背景】

エムポックスウイルス(MPXV)の垂直感染は示唆されていましたが、体系的なデータは不足していました。本研究は、妊娠中のMPXV Clade I感染女性における社会人口学的、臨床的、ウイルス学的特徴と、有害転帰の頻度および決定因子を明らかにすることを目的としました。

【結果】

89人の妊婦を対象とし、母体死亡は報告されませんでした。最終的な妊娠転帰が判明した69人中、35人(51%, 95% CI 38-63)に有害転帰が認められ、31人(45%, 95% CI 33-57)に胎児喪失がありました。妊娠第1三半期感染は第2三半期(RR 0.6, 95% CI 0.4-0.9)および第3三半期(RR 0.2, 95% CI 0.1-0.4)と比較して有害転帰のリスクが高いことが示されました。

【臨床へのインパクト】

妊娠中のMPXV Clade I感染は、特に妊娠初期において、高い胎児喪失リスクと先天性感染リスクを伴うことが示されました。これは、MPXV流行地域において、妊婦とその乳幼児を保護するための予防的および臨床的戦略の緊急な必要性を示唆します。日本の臨床現場においては、MPXV流行地域からの帰国者や、性感染症としてのMPXV感染リスクがある妊婦に対し、特に妊娠初期の感染予防と早期診断、適切な管理の重要性が高まる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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