1型糖尿病発症リスク児への経口インスリン投与、自己抗体出現予防効果なし
【背景】
1型糖尿病は膵島自己抗体出現から始まる。遺伝的リスクのある小児に対し、経口インスリン投与が自己抗体出現や糖尿病発症を予防できるか、POInT試験で検証された。
【結果】
経口インスリン群528例とプラセボ群522例を比較。主要評価項目である2つ以上の膵島自己抗体出現または糖尿病発症は、インスリン群10%、プラセボ群9%で、ハザード比1.12(95%CI 0.76-1.67)、p=0.57と有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
遺伝的リスクのある乳幼児への高用量経口インスリンによる一次予防は、膵島自己抗体出現を抑制しないことが示された。ただし、INS遺伝子型によっては糖尿病または血糖異常に対する保護効果が示唆されており、今後の臨床応用にはより詳細な遺伝子型選択に基づく研究が必要となる。現時点では、本治療の導入は推奨されない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
