急性期脳卒中リハビリへのレボドパ追加、運動機能改善効果なし
【背景】
ドーパミン作動性シグナルを増強し神経可塑性を刺激する可能性のあるレボドパは、脳卒中後の運動回復を促進するとしてリハビリで用いられてきたが、その有効性には根拠が乏しく、プラセボと比較した有効性の検証が求められていた。
【結果】
急性期脳卒中患者610人を対象に、レボドパ/カルビドパ群とプラセボ群に分け、3ヶ月後のFugl-Meyer Assessment (FMA) 総スコアを比較した結果、レボドパ群とプラセボ群の平均差は-0.90点 (95% CI, -3.78 to 1.98; P=0.54) で、有意な改善は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
急性期脳卒中後の運動機能回復において、標準化されたリハビリテーションにレボドパを追加しても、プラセボと比較して有意な改善効果は認められなかった。この結果は、急性期脳卒中後の運動回復を促進する目的で、リハビリテーション補助療法としてレボドパを使用することを支持しない。今後の日本の臨床現場でのレボドパ処方を見直すきっかけとなるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

