ベリシグアト、心不全悪化歴の有無問わずHFrEF患者の心血管死・心不全入院を抑制

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2025-09-27 | DOI:10.1016/S0140-6736(25)01682-4

📄 原題:Vericiguat for patients with heart failure and reduced ejection fraction across the risk spectrum: an individual participant data analysis of the VICTORIA and VICTOR trials.

🔗 PubMed:PMID: 40897188

【背景】

ベリシグアトはHFrEFの悪化患者に対する治療薬として承認されているが、悪化歴のないHFrEF患者への有効性は不明であった。そこで、悪化歴の有無を問わず、幅広いHFrEF患者におけるベリシグアトの効果を評価するため、2つの大規模臨床試験の患者データを統合解析した。

【結果】

11,155例のHFrEF患者(VICTORIA試験5,050例、VICTOR試験6,105例)の統合解析の結果、ベリシグアト群はプラセボ群と比較して心血管死または心不全入院の複合主要評価項目を9%有意に減少させた(HR 0.91, 95% CI 0.85-0.98, p=0.0088)。個別の評価項目でも同様の減少が認められた。

【臨床へのインパクト】

本解析により、ベリシグアトは最近の心不全悪化歴の有無にかかわらず、幅広い重症度のHFrEF患者において心血管死および心不全入院のリスクを低減することが示された。既存のガイドラインに沿った治療を受けている患者に対しても追加の治療選択肢として考慮され、HFrEF患者の予後改善に貢献する可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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