HER2陰性早期乳がんカペシタビン補助療法時の手足症候群、メチルコバラミンで重症化抑制
【背景】
HER2陰性早期乳がん患者に対するカペシタビン補助療法では、手足症候群が頻発し、治療継続の妨げとなる。この手足症候群の予防策として、メチルコバラミンの有効性と安全性を評価する目的で本研究が実施された。
【結果】
メチルコバラミン群(117例)とプラセボ群(117例)を比較した。主要評価項目であるグレード2以上の手足症候群の初回発現率は、メチルコバラミン群で14.5%、プラセボ群で29.1%であり、メチルコバラミン群で有意に低かった(リスク差 -14.5%, 95%CI -24.9%〜-4.1%, 片側P値=0.003)。
【臨床へのインパクト】
HER2陰性早期乳がん患者がカペシタビン補助療法を受ける際、経口メチルコバラミンを併用することで、手足症候群の重症化を安全に抑制できる可能性が示唆された。これにより、カペシタビン治療の中断や減量のリスクが軽減され、患者の治療継続率向上に貢献し、日本の臨床現場におけるカペシタビン関連手足症候群の予防策として新たな選択肢となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
