厳格降圧は心血管イベント抑制と有害事象増加のバランスで純利益あり

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2025-09-06 | DOI:10.1016/S0140-6736(25)01391-1

📄 原題:Benefit-harm trade-offs of intensive blood pressure control versus standard blood pressure control on cardiovascular and renal outcomes: an individual participant data analysis of randomised controlled trials.

🔗 PubMed:PMID: 40902616

【背景】

主要ガイドラインで厳格降圧が推奨されるが、その全体的なベネフィットと有害事象のバランスは不明だった。血圧目標値や患者特性によって純臨床利益がどう異なるか、明らかにする必要があった。

【結果】

厳格降圧は標準降圧と比較し、心血管イベントを1.73%絶対リスク減少させた(NNT 58)。一方で有害事象を1.82%絶対リスク増加させた(NNH 55)。しかし、心血管イベント減少と有害事象増加のバランスは、厳格降圧で純利益が1.14と良好だった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、厳格降圧が心血管イベント減少と有害事象増加(腎関連イベント含む)のトレードオフにおいて、全体として純利益をもたらすことを示唆する。これにより、高血圧患者の個別化された治療戦略を検討する上で、厳格降圧の導入を後押しする根拠となる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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