腺ペスト治療、経口シプロフロキサシン単剤はアミノグリコシド併用と同等

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2025-08-07 | DOI:10.1056/NEJMoa2413772

📄 原題:Ciprofloxacin versus Aminoglycoside-Ciprofloxacin for Bubonic Plague.

🔗 PubMed:PMID: 40768716

【背景】

ペストは流行の可能性を秘めた重篤な感染症ですが、現在の治療ガイドラインはエビデンスが不十分です。本研究は、腺ペストに対する経口シプロフロキサシン単剤療法の有効性を評価しました。

【結果】

腺ペスト患者222名を対象とした非劣性試験の結果、シプロフロキサシン単剤療法はアミノグリコシド・シプロフロキサシン併用療法に対して非劣性でした。主要評価項目である治療失敗率は、単剤群9.0%(10/111例)、併用群8.1%(9/111例)で、リスク差は0.9%(95%CI -6.0〜7.8)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、腺ペスト治療において、経口シプロフロキサシン単剤療法がアミノグリコシド併用療法と同等の有効性を持つことを示しました。これにより、注射剤の使用が困難な地域や状況において、経口薬のみでの治療選択肢が確立され、治療アクセスや患者負担の軽減に貢献する可能性があります。日本国内でのペスト発生は稀ですが、輸入感染症対策として治療選択肢の拡大は重要です。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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