閉経後女性のBMI別腹囲閾値、死亡リスク予測を改善するか

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2025-08-01 | DOI:10.7326/ANNALS-24-00713

📄 原題:Development and Validation of Body Mass Index-Specific Waist Circumference Thresholds in Postmenopausal Women : A Prospective Cohort Study.

🔗 PubMed:PMID: 40623313

【背景】

2020年のコンセンサス声明で、BMIに応じた腹囲(WC)閾値が提案された。本研究は、BMIカテゴリーをBMI特異的WC閾値で層別化することで、死亡リスク予測が改善するかを検証した。

【結果】

中央値24年の追跡で69,297人が死亡。BMIカテゴリー内ではWCが大きいほど死亡リスクが高かった。正常体重または過体重でWCが大きい女性の死亡リスク(HR 1.17 [95%CI 1.12-1.21]、1.19 [1.15-1.24])は、肥満度1でWCが正常な女性のそれ(HR 1.12 [1.08-1.16])と同程度だった。BMI別WC閾値を用いたモデルは、検証コホート1で10年死亡予測の識別能を0.7%(95%CI 0.3-1.0%)改善し、連続NRIは20.4%(95%CI 17.3-23.6%)だった。

【臨床へのインパクト】

閉経後女性において、BMIカテゴリーを腹囲閾値でさらに層別化することで、死亡リスクの層別化がわずかに改善することが示唆された。特に、BMIが正常または過体重でも腹囲が大きい女性は、肥満度1の女性と同程度の死亡リスクを持つ可能性があり、診療においてBMIだけでなく腹囲も考慮することの重要性を示唆する。ただし、識別能の改善はコホートにより異なり、一貫したものではなかった。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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