PIK3CA変異進行乳がん、イナボリシブ併用で全生存期間が延長
【背景】
PIK3CA変異陽性HR+/HER2-進行乳がんの初回治療で、イナボリシブ併用がPFSを改善することは判明済み。本研究は、このレジメンの全生存期間(OS)への影響と最終的な安全性・有効性を評価した。
【結果】
イナボリシブ併用群(161例)のOS中央値は34.0ヶ月、プラセボ群(164例)は27.0ヶ月で、イナボリシブ群で有意なOS延長を認めた(HR 0.67; 95% CI, 0.48-0.94; P=0.02)。客観的奏効率はイナボリシブ群で62.7%、プラセボ群で28.0%だった。
【臨床へのインパクト】
PIK3CA変異陽性HR+/HER2-進行乳がん患者において、イナボリシブとパルボシクリブ・フルベストラントの併用療法は、OSを有意に改善することが示された。高血糖、口内炎、消化器症状、眼毒性などの有害事象に注意は必要だが、本レジメンが新たな標準治療選択肢となる可能性があり、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
