TAVI時の脳塞栓保護デバイス、ルーチン使用は脳卒中発症率を減らさず

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2025-06-26 | DOI:10.1056/NEJMoa2415120

📄 原題:Routine Cerebral Embolic Protection during Transcatheter Aortic-Valve Implantation.

🔗 PubMed:PMID: 40162661

【背景】

経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)は術後脳卒中のリスクが知られています。脳塞栓保護(CEP)デバイスは脳への塞栓を減らし、脳卒中を抑制する可能性が期待されていました。

【結果】

TAVI後72時間以内の脳卒中発症率は、CEP群2.1%に対し対照群2.2%で、有意差はありませんでした(差 -0.02%、95%CI -0.68〜0.63、P=0.94)。死亡率やアクセス部位合併症にも差はなく、CEP群で重篤な有害事象がやや多い傾向でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、TAVI時の脳塞栓保護デバイスのルーチン使用が、術後72時間以内の脳卒中発症率を低下させないことを示しました。この結果は、日本のTAVI診療において、脳塞栓保護デバイスの全例使用は推奨されない可能性を示唆し、コストや手技の複雑さを考慮すると、その使用は限定的になるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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