dMMR早期固形がん、術前PD-1阻害薬で高率に臓器温存、2年無再発生存率92%
【背景】
dMMR局所進行直腸がんでは術前PD-1阻害薬で手術回避が報告されているが、他の早期dMMR固形がんにもこの非手術管理が適用できるかは不明であった。本研究は、切除可能な早期dMMR固形がん全般における術前PD-1阻害薬の有効性を検証した。
【結果】
117例が解析対象。直腸がんコホート1では、治療完遂49例全例が臨床的完全奏効し非手術管理を選択、37例が12ヶ月時点で臨床的完全奏効を維持し主要評価項目を達成した。非直腸がんコホート2では、治療完遂54例中35例が臨床的完全奏効、33例が非手術管理を選択した。全患者の2年無再発生存率は92%(95%CI 86-99)であった。
【臨床へのインパクト】
切除可能な早期dMMR固形がんに対し、術前PD-1阻害薬(ドスタルリマブ)が臓器温存を可能にする新たな治療選択肢となる可能性が示唆された。特に直腸がんでは高率な完全奏効と非手術管理の選択が期待でき、非直腸がんでも一定の有効性が示された。手術を回避し、患者のQOL向上に寄与する可能性があるため、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
