進行性肺線維症に対する新規PDE4B阻害薬ネランドミラスト、FVC低下を有意に抑制
【背景】
経口PDE4B阻害薬ネランドミラストは特発性肺線維症の進行を遅らせることが示唆されていたが、他の進行性肺線維症に対する効果は不明だった。本研究は、幅広い進行性肺線維症患者におけるネランドミラストの有効性と安全性を評価した。
【結果】
進行性肺線維症患者1176名を対象とした52週間のプラセボ対照第3相試験で、ネランドミラスト18mg群はFVCの平均変化量が-98.6ml、9mg群は-84.6ml、プラセボ群は-165.8mlだった。プラセボと比較したFVCの調整差は、18mg群で67.2ml(95%CI: 31.9〜102.5; p<0.001)、9mg群で81.1ml(95%CI: 46.0〜116.3; p<0.001)といずれも有意なFVC低下抑制効果を認めた。
【臨床へのインパクト】
本研究により、ネランドミラストが特発性肺線維症だけでなく、幅広い進行性肺線維症患者のFVC低下を抑制することが示された。既存薬ニンテダニブとの併用患者も含まれており、今後の進行性肺線維症治療において、新たな治療選択肢として位置づけられる可能性がある。特に、消化器症状(下痢)はプラセボ群でも24.7%に認められたが、ネランドミラスト群で増加傾向にあり、副作用管理が重要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
