入院中に初めて診断された心房細動、退院後の脳卒中リスクと抗凝固療法の現状

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2025-06-01 | DOI:10.7326/ANNALS-24-01967

📄 原題:Risk for Stroke After Newly Diagnosed Atrial Fibrillation During Hospitalization for Other Primary Diagnoses : A Retrospective Cohort Study.

🔗 PubMed:PMID: 40258280

【背景】

他疾患で入院中に初めて診断される心房細動(AF)は、誘因の解消で消失することがあります。しかし、このようなAF患者の退院後の脳卒中リスクや抗凝固療法の実施状況は不明でした。

【結果】

入院中に新規診断されたAF患者20,639人の1年後脳卒中リスクは、CHA2DS2-VAスコア1〜4で0.7%(95% CI, 0.6% to 1.0%)、スコア5〜8で1.8%(CI, 1.4% to 2.2%)でした。抗凝固薬の処方割合は、スコア1〜4で26.4%、スコア5〜8で35.2%でした。

【臨床へのインパクト】

入院中に新規診断されたAF患者では、CHA2DS2-VAスコアが高いほど脳卒中リスクが増加し、スコア4超では抗凝固療法の開始目安とされる2%に近いリスクでした。しかし、高リスク群でも抗凝固薬処方割合は半数以下であり、日本の臨床現場でも抗凝固療法の適応を再評価する必要があるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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