巨大児疑い妊婦への早期誘発分娩、肩甲難産予防効果は?英国多施設RCT
【背景】
妊娠週数に対して大きい胎児(LGA)が疑われる場合、肩甲難産のリスクを減らすための早期誘発分娩の有効性と安全性は不明でした。本研究では、早期誘発分娩が肩甲難産のリスクを低減するかを標準ケアと比較し検証しました。
【結果】
ITT解析では、誘発群1445例中33例(2.3%)に対し標準ケア群1439例中44例(3.1%)が肩甲難産で、有意差なし(RR 0.75, 95% CI 0.51-1.09, p=0.14)。しかし、per-protocol解析では、誘発群1180例中27例(2.3%)に対し標準ケア群1074例中40例(3.7%)が肩甲難産で、誘発群で有意な減少を認めました(RR 0.62, 95% CI 0.41-0.92, p=0.019)。
【臨床へのインパクト】
ITT解析では誘発分娩による肩甲難産発生率の有意な減少は認められませんでしたが、per-protocol解析では38週0日~38週4日での誘発分娩が肩甲難産を有意に減少させることが示唆されました。これは、LGAが疑われる妊婦とその担当医が、分娩時期と方法を決定する上で重要な情報となり、英国のガイドラインや診療慣行に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
