多発性硬化症治療薬トレビブルチニブ、テリフルノミドに再発率で優位性示せず
【背景】
トレビブルチニブは経口BTK阻害薬で、脳内へ移行し中枢神経系の炎症や免疫活性化を抑制する。多発性硬化症に対する有効性と安全性のデータが不足しており、既存薬との比較が求められていた。
【結果】
再発型多発性硬化症患者において、トレビブルチニブ群の年間再発率はGEMINI 1で0.13、GEMINI 2で0.11であり、テリフルノミド群の0.12、0.11と比較して有意差はなかった(GEMINI 1: RR 1.06, 95%CI 0.81-1.39; GEMINI 2: RR 1.00, 95%CI 0.75-1.32)。
【臨床へのインパクト】
トレビブルチニブは年間再発率においてテリフルノミドに対する優位性を示せなかった。この結果は、再発型多発性硬化症の一次治療選択肢として、トレビブルチニブがテリフルノミドに代わる主要な薬剤とはなりにくい可能性を示唆する。ただし、6ヶ月持続する身体機能悪化はトレビブルチニブ群で少なかった点には留意が必要。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
