バロキサビル単回投与でインフルエンザ家庭内感染を抑制、プラセボと比較
【背景】
バロキサビルはインフルエンザウイルス排出を速やかに減少させるため、感染伝播抑制効果が期待される。既存のノイラミニダーゼ阻害薬では、接触者への感染予防効果を示す十分なエビデンスはなかった。
【結果】
バロキサビル群では、プラセボ群と比較して、5日目までの検査確定インフルエンザウイルス伝播が有意に低かった(調整発生率 9.5% vs 13.4%、調整オッズ比 0.68、95.38%CI 0.50-0.93、P=0.01)。相対リスク減少率は29%(95.38%CI 12-45)だった。
【臨床へのインパクト】
バロキサビルはインフルエンザ患者からの家庭内感染伝播を抑制する初の薬剤として、日本の臨床現場で感染拡大防止策の一つとして考慮される可能性がある。特に、高齢者や基礎疾患を持つ接触者がいる家庭での処方において、その有効性が期待される。ただし、薬剤耐性ウイルスの出現も一定数認められており、今後の監視が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
