主要医学誌のRCTにおける患者・市民参画の報告状況、依然限定的で詳細不足
【背景】
ランダム化比較試験(RCT)において、患者・市民参画(PPI)は研究の質や関連性を高めると期待されています。しかし、その報告の実態や経時的変化、プロトコルとの整合性は不明な点が多かったため、本研究で調査されました。
【結果】
主要医学誌に掲載されたRCT論文360報中、PPIが報告されていたのは64報(18%)のみでした。プロトコル299件では56件(19%)でした。PPIが報告された場合、患者やその代表者が主に試験委員会への参加を通じて関与し、研究開発段階でのフィードバックが多かったものの、具体的な成果や意思決定への影響は不明瞭でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、主要医学誌のRCTにおいてPPIの報告が依然として限定的かつ詳細に欠ける現状を浮き彫りにしました。日本の臨床医が研究に参加したり、研究結果を評価したりする際には、PPIの有無やその内容が研究の質や患者中心性を示す重要な指標となり得ます。今後、PPIの報告がより一貫性を持って詳細かつ透明に行われることで、臨床研究の信頼性向上に繋がるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
