年1回筋注レナカパビル、HIV暴露前予防薬として薬物動態と安全性は良好
【背景】
長時間作用型抗レトロウイルス薬は、HIV曝露前予防(PrEP)のスティグマやアドヒアランスの障壁を克服しうる。半年に1回の皮下注レナカパビルは有効性が示されているが、さらに投与間隔を延長した年1回筋注製剤の薬物動態と安全性が検討された。
【結果】
HIV非感染者40名に年1回筋注レナカパビル5000mgを投与した。52週後のトラフ濃度中央値は、製剤1で57.0 ng/mL、製剤2で65.6 ng/mLであり、半年に1回皮下注製剤の26週後のトラフ濃度中央値23.4 ng/mLを上回った。有害事象はほとんどがグレード1または2で、最も頻繁なのは注射部位疼痛(製剤1で80%、製剤2で75%)だったが、軽度で1週間以内に解消した。
【臨床へのインパクト】
年1回筋注レナカパビルは、半年に1回皮下注製剤で有効性が示された血中濃度を少なくとも56週間維持し、安全性も良好であった。これは、年間1回の投与でHIV予防が可能となることを示唆しており、将来的にPrEPのアドヒアランス向上とアクセス拡大に大きく貢献する可能性がある。特に、注射部位の疼痛が軽度で対処可能である点は、実臨床での導入を後押しする。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
