大腸がんFIT検査、返却期限の明記で提出率向上、計画ツールは効果なし
【背景】
大腸がんスクリーニングの受診率は依然として最適とは言えず、その向上は重要な課題です。本研究は、便潜血検査(FIT)による大腸がんスクリーニングの受診率向上を目指し、行動変容を促す2つの介入策の効果を評価しました。
【結果】
3ヶ月以内のFIT返却率は、対照群(期限なし、計画ツールなし)で66.0%でした。最も高かったのは、計画ツールなしで2週間の期限を設けた群で68.0%(対照群との差2.0%、95%CI 0.2-3.9)でした。返却期限を設けることは、FITの返却率を有意に向上させ(調整オッズ比1.13、95%CI 1.08-1.19、p<0.0001)、計画ツールは効果がありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果から、FIT大腸がんスクリーニングの案内状に返却期限を明記するシンプルな介入は、FITのより迅速な提出を促し、リマインダーレター発行の必要性を減らすことが示唆されました。これは、ルーチン診療に容易に導入可能で費用対効果の高い介入であり、日本の大腸がん検診受診率向上にも貢献しうるでしょう。計画ツールは効果がないため導入の必要はないと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
