世界のマラリア罹患状況2000-2022年:アフリカのプラトーとCOVID-19の影響
【背景】
マラリアは依然として世界的な主要な疾病負荷であり、特にサハラ以南アフリカで深刻です。地域ごとの進捗を把握し、対策を練るために、高解像度のマラリア有病率、罹患率、死亡率の地図が不可欠です。本研究は2000年から2022年までの最新のマラリア地図を提供します。
【結果】
サハラ以南アフリカでは2015年以降、マラリア感染有病率と症例罹患率の改善が停滞し、2022年には熱帯熱マラリアの臨床症例が2億3480万件(95%不確実性区間 1億7920万-2億9900万)と2004年以来最多となりました。しかし、死亡者数はCOVID-19の影響を受けた2020-22年を除き、2015年以降減少傾向でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、世界のマラリア対策がアフリカで停滞している現状を浮き彫りにしました。COVID-19パンデミックによる影響は懸念されたほど深刻ではなかったものの、新たなツールや戦略の緊急の必要性を示唆しています。日本の臨床医が海外渡航者のマラリア診療を行う際、アフリカにおける罹患率の増加と、2022年のパキスタン洪水による三日熱マラリアの再燃を念頭に置く必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
