NOACとアスピリンの出血リスク比較、アピキサバンとダビガトランは同等、リバーロキサバンは高頻度
【背景】
動脈・静脈血栓塞栓症予防において、治療用量のNOACはアスピリンより優れる場面がある。しかし、NOACと単剤抗血小板薬の出血リスク差は不明確であり、本研究ではその違いを推定した。
【結果】
9件のRCT(26,224人)を解析。アスピリンと比較し、アピキサバンは主要出血(リスク差0.0%、95%CI -1.3~2.6%)および頭蓋内出血(リスク差-0.2%、95%CI -0.6~1.4%)が同等だった。ダビガトランも主要出血(リスク差0.5%、95%CI -2.1~19.6%)が同等。リバーロキサバンは主要出血(リスク差0.9%、95%CI -0.1~3.7%)が高頻度だった。
【臨床へのインパクト】
本メタアナリシスは、治療用量のアピキサバンとダビガトランの主要出血リスクが低用量アスピリンと同程度である一方、リバーロキサバンでは高くなる可能性を示唆した。血栓塞栓症予防におけるNOAC選択時に、出血リスクの観点から薬剤の使い分けを検討する一助となる。特にアピキサバンとダビガトランは、出血リスクを懸念する患者においてアスピリンからの切り替えや代替薬として考慮されうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
