急性心筋梗塞後のコルヒチン投与、心血管イベント抑制効果は認められず
【背景】
炎症は心血管イベント増悪と関連があり、近年コルヒチンが心血管イベントリスクを低減する可能性が示唆されていた。急性心筋梗塞後の患者に対するコルヒチンの有効性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
急性心筋梗塞患者7062名を対象に、コルヒチン群とプラセボ群に無作為に割り付け、中央値3年間追跡した。主要複合アウトカム(心血管死、再発性心筋梗塞、脳卒中、計画外の虚血再血行再建)の発生率は、コルヒチン群9.1%に対しプラセボ群9.3%で、有意差は認められなかった(ハザード比0.99、95%CI 0.85-1.16、P=0.93)。
【臨床へのインパクト】
急性心筋梗塞発症後早期からコルヒチンを投与し、長期継続しても心血管イベント抑制効果は期待できないことが示された。本結果は、心筋梗塞後の二次予防におけるコルヒチンのルーチン使用を推奨しないエビデンスとなり、今後の診療ガイドラインや処方行動に影響を与える可能性が高い。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
