最新ホルモン避妊薬と虚血性脳卒中・心筋梗塞のリスク:大規模リアルワールド研究

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2025-02-12 | DOI:10.1136/bmj-2024-082801

📄 原題:Stroke and myocardial infarction with contemporary hormonal contraception: real-world, nationwide, prospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 39938934

【背景】

ホルモン避妊薬は広く使用されていますが、動脈血栓症リスクとの関連は不明瞭でした。特に、近年普及しているプロゲスチン単独製剤や子宮内避妊器具(IUD)を含む最新の避妊薬について、虚血性脳卒中や心筋梗塞のリスクを大規模なリアルワールドデータで評価する必要がありました。

【結果】

200万人以上の女性を対象とした追跡調査で、複合経口避妊薬の使用は非使用と比較し、虚血性脳卒中および心筋梗塞のリスクをそれぞれ2.0倍(95%CI 1.9-2.2)、2.0倍(95%CI 1.7-2.2)増加させました。プロゲスチン単独経口避妊薬も虚血性脳卒中リスクを1.6倍(95%CI 1.3-2.0)増加させましたが、レボノルゲストレル放出IUDではリスク増加は認められませんでした。

【臨床へのインパクト】

最新のエストロゲン・プロゲスチン併用およびプロゲスチン単独避妊薬は、レボノルゲストレル放出IUDを除き、虚血性脳卒中や心筋梗塞のリスク増加と関連することが示されました。絶対リスクは低いものの、ホルモン避妊薬処方時には、動脈血栓症の潜在的リスクを便益・リスク評価に含めるべきです。これにより、患者への説明と選択肢の提示がより適切に行われる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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