持続性心房細動に対するPVI単独 vs PVI+線状焼灼+VOMエタノール注入の比較
【背景】
持続性心房細動(AF)に対する肺静脈隔離術(PVI)の成功率は限定的である。PVIに加えて線状焼灼術を行うことの優位性は確立されていなかった。VOM(Marshall静脈)へのエタノール注入(EIVOM)は僧帽弁峡部焼灼を容易にし、線状焼灼の有効性を高める可能性があった。
【結果】
持続性AF患者において、PVI単独群と比較して、PVIにEIVOMと線状焼灼(左房蓋、僧帽弁峡部、三尖弁下大静脈峡部)を加えた群では、12ヶ月時点での抗不整脈薬なしの心房性不整脈再発フリー達成率が有意に高かった(70.7% vs 61.5%、ハザード比0.73、95%CI 0.54-0.99、P=0.045)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、持続性AFに対する初回アブレーションにおいて、PVIにEIVOMと線状焼灼を組み合わせることで、PVI単独よりも12ヶ月時点での心房性不整脈再発を抑制できる可能性を示唆した。これにより、持続性AFに対するカテーテルアブレーションの戦略が、PVI単独から、より広範なアブレーションへとシフトする可能性がある。特に僧帽弁峡部焼灼の成功率向上に寄与するEIVOMの有用性が注目される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
