HER2陽性乳がん術前化学療法後遺残病変例へのT-DM1、全生存期間を改善
【背景】
HER2陽性早期乳がんで術前化学療法後に浸潤性病変が残存する患者は、再発・死亡リスクが高い。KATHERINE試験の初回解析では、術後補助療法としてT-DM1がトラスツズマブ単独よりも浸潤性乳がんまたは死亡リスクを50%低下させた。
【結果】
追跡期間中央値8.4年で、T-DM1はトラスツズマブに対し浸潤性無病生存期間の改善を維持した(ハザード比0.54、95%CI 0.44-0.66)。7年全生存率はT-DM1群89.1%、トラスツズマブ群84.4%で、T-DM1は死亡リスクを有意に低下させた(ハザード比0.66、95%CI 0.51-0.87、p=0.003)。
【臨床へのインパクト】
HER2陽性早期乳がんで術前化学療法後に浸潤性病変が残存する患者に対し、術後補助療法としてT-DM1がトラスツズマブ単独よりも全生存期間を改善することが示された。これにより、術前化学療法後の病理学的残存病変を有するHER2陽性乳がん患者の術後補助療法として、T-DM1が標準治療として推奨される可能性が高まる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
