心血管疾患薬服薬アドヒアランス改善へテキストメッセージ介入、リフィル遅延患者対象も効果認めず

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2025-01-07 | DOI:10.1001/jama.2024.21739

📄 原題:Personalized Patient Data and Behavioral Nudges to Improve Adherence to Chronic Cardiovascular Medications: A Randomized Pragmatic Trial.

🔗 PubMed:PMID: 39621340

【背景】

服薬アドヒアランス不良は慢性疾患管理における一般的な課題です。テキストメッセージングは患者行動変容に利用されますが、その有効性は厳密に検証されていませんでした。本研究は、心血管疾患患者のリフィルアドヒアランス改善を目的としたテキストメッセージング戦略を比較しました。

【結果】

9501名の患者が登録され、12ヶ月時点での平均服薬アドヒアランス(PDC)は、通常ケア群60.6%に対し、汎用リマインダー群62.0%、行動ナッジ群62.3%、行動ナッジ+チャットボット群63.0%でした。調整解析では、通常ケア群と比較して、汎用リマインダー群で2.2%ポイント(95%CI 0.3-4.2, P=0.02)高かったものの、多重比較補正後は有意差なし。臨床イベントにも差はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

心血管疾患薬のリフィルが遅延している患者に対し、テキストメッセージによるリマインダー介入は、12ヶ月時点での服薬アドヒアランスや臨床イベントの改善には寄与しませんでした。この結果は、服薬アドヒアランス不良が単一要因ではないことを示唆し、今後の介入は複数の影響因子に対処するよう設計する必要があることを示唆しています。日本の臨床現場でも、単なるリマインダー以上の多角的アプローチが求められるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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