HER2低発現/超低発現のHR陽性転移乳がん、内分泌療法後T-DXdは化学療法よりPFS延長
【背景】
ホルモン受容体陽性転移乳がん患者では、内分泌療法後の治療選択肢が限られ、予後不良となることが課題でした。HER2低発現乳がんにおいて、トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)は化学療法後の有効性が示されていますが、内分泌療法後の有効性は不明でした。
【結果】
HER2低発現患者において、T-DXd群の無増悪生存期間中央値は13.2ヶ月(95%CI 11.4-15.2)に対し、化学療法群は8.1ヶ月(95%CI 7.0-9.0)であり、T-DXd群で有意なPFS延長が認められました(HR 0.62; 95%CI 0.52-0.75; P<0.001)。HER2超低発現患者でも同様の結果でした。
【臨床へのインパクト】
ホルモン受容体陽性、HER2低発現または超低発現の転移乳がん患者に対し、内分泌療法後にT-DXdが新たな標準治療の選択肢となる可能性が示唆されます。特に、HER2低発現だけでなく超低発現患者にも有効性が示された点は、今後のHER2検査の解釈や治療戦略に影響を与える可能性があります。間質性肺疾患のリスク管理は引き続き重要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
