ハワイ先住民・太平洋諸島系成人の心血管疾患死亡率、アジア系との分離で高リスクが判明
【背景】
米国ではこれまでハワイ先住民・太平洋諸島系(NHPI)成人の死亡率がアジア系と一括で扱われてきた。2018年以降、死亡診断書の人種・民族基準が変更され、NHPI単独での心血管疾患(CVD)死亡率の全国推定が可能になった。本研究はNHPI成人のCVD死亡率を明らかにする。
【結果】
2018~2022年のNHPI成人におけるCVD死亡は10,870件で、そのうち72.6%が心疾患、19.0%が脳血管疾患であった。NHPI成人のCVD年齢調整死亡率(ASMR)は369.6/10万人(95% CI, 362.4-376.7)で、アジア系の1.5倍高かった。これは黒人、白人に次いで全米で3番目に高い数値だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、これまでアジア系に統合されていたNHPI成人のCVD死亡率が非常に高いことを示唆する。この結果は、NHPI集団を公衆衛生研究やサーベイランスで分離して扱うことの重要性を裏付けている。将来的には、NHPI集団に特化したCVD予防・管理プログラムの検討が必要となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
