GLP-1受容体作動薬服用中の上部消化管内視鏡、誤嚥リスクはSGLT-2阻害薬と同等、ただし内視鏡中止リスクは高値

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2024-10-22 | DOI:10.1136/bmj-2024-080340

📄 原題:Glucagon-like peptide-1 receptor agonists before upper gastrointestinal endoscopy and risk of pulmonary aspiration or discontinuation of procedure: cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 39438043

【背景】

GLP-1受容体作動薬は胃内容物排出遅延作用があり、上部消化管内視鏡時の誤嚥リスク増加が懸念されています。しかし、そのリスクを定量的に評価した大規模研究は不足しており、SGLT-2阻害薬と比較して検討されました。

【結果】

2型糖尿病患者43,365人のコホート研究では、GLP-1受容体作動薬使用群とSGLT-2阻害薬使用群で、上部消化管内視鏡時の誤嚥リスクに有意差はありませんでした(統合リスク比0.98、95%CI 0.73-1.31)。しかし、内視鏡中止のリスクはGLP-1受容体作動薬使用群で高値でした(統合リスク比1.99、95%CI 1.56-2.53)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、GLP-1受容体作動薬服用中の上部消化管内視鏡における誤嚥リスクが、SGLT-2阻害薬服用時と比較して増加しない可能性を示唆します。ただし、内視鏡中止リスクは高いため、胃内容物残存への対応が重要です。今後の内視鏡前プロトコル作成において、GLP-1受容体作動薬の休薬期間や前処置に関する推奨を検討する上で重要な情報となるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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