AD血液バイオマーカーは中年期から変化し、認知症発症と関連、高血圧・糖尿病も影響
【背景】
血漿バイオマーカーはアルツハイマー病(AD)病理や神経変性を特定する有望な手段だが、多様な集団における生涯にわたる詳細な検討が必要とされていた。本研究は、地域在住成人における血漿バイオマーカーの時間的変化と全原因認知症との関連を評価した。
【結果】
1525人の参加者において、中年期から老年期にかけてAβ42:Aβ40比の低下、p-tau181、NfL、GFAPの増加が認められた。中年期の高血圧はNfLとGFAPの増加加速と関連し、糖尿病も同様であった。中年期のAD特異的バイオマーカーのみが老年期認知症と長期的な関連を示し、Aβ42:Aβ40比低下はハザード比1.11(95%CI 1.02-1.21)、p-tau181上昇はハザード比1.15(95%CI 1.06-1.25)であった。
【臨床へのインパクト】
AD関連血漿バイオマーカーは加齢とともに変化し、認知症リスク因子と関連することが示された。特にAD特異的バイオマーカーは中年期から認知症との関連を示唆しており、将来的に中年期からのスクリーニングや介入の可能性を示唆する。高血圧や糖尿病といった生活習慣病の管理が、バイオマーカー変化を介して認知症予防に寄与する可能性も示唆され、現在の診療ガイドラインの重要性を再確認させる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
