大腸癌スクリーニング用便潜血検査、製品間で性能に大きな差、選択に注意
【背景】
大腸癌スクリーニングに広く用いられる便潜血検査(FIT)だが、製品間の性能差に関するデータは乏しい。本研究は、一般的に使用される5種類のFITの性能を比較し、適切な検査選択のための知見を提供することを目的とした。
【結果】
3761名の参加者を対象に、5種類のFITの性能を比較した。進行性大腸腫瘍(ACN)に対する感度は10.1%から36.7%と最大で約3.6倍の差があり、特異度は85.5%から96.6%と有意な差を認めた。FITの陽性率は3.9%から16.4%と4倍の差があった。
【臨床へのインパクト】
FITは一括りにされがちだが、製品によって進行性大腸腫瘍検出の感度・特異度に大きな差があることが示された。現状、日本では特定のFIT製品が推奨されているわけではないが、本研究結果は、FIT製品の選択がスクリーニングの検出率に影響しうることを示唆する。今後、各製品の性能を考慮したFITの選択基準や推奨が議論される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
