去勢抵抗性前立腺癌、タキサン未治療例への177Lu-PSMA-617はARPI変更より無増悪生存期間を延長
【背景】
転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)において、177Lu-PSMA-617はアンドロゲン受容体経路阻害薬(ARPI)とタキサン系薬剤治療後に無増悪生存期間(PFS)と全生存期間を延長することが示されている。本研究は、タキサン未治療のmCRPC患者における177Lu-PSMA-617の有効性を検証した。
【結果】
177Lu-PSMA-617群(234例)とARPI変更群(234例)を比較した。主要解析において、177Lu-PSMA-617群の無増悪生存期間中央値は9.30ヶ月(95%CI 6.77-推定不能)に対し、ARPI変更群は5.55ヶ月(4.04-5.95)であった(ハザード比 0.41、95%CI 0.29-0.56、p<0.0001)。グレード3-5の有害事象は177Lu-PSMA-617群で36%と、ARPI変更群の48%より低かった。
【臨床へのインパクト】
PSMA陽性のmCRPC患者で、既存のARPI治療後に病勢進行したタキサン未治療例に対し、177Lu-PSMA-617はARPI変更よりも無増悪生存期間を延長し、良好な安全性プロファイルを示した。この結果は、ARPI変更を検討する患者にとって、177Lu-PSMA-617が有効な治療選択肢となりうることを示唆している。将来的に日本の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
