RSV入院乳幼児に抗ウイルス薬ジレソビルは気管支炎症状を改善、安全性懸念なし
【背景】
呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症は乳幼児の重症疾患の主要な原因ですが、効果的な治療法がありません。第2相試験ではジレソビルがRSV感染症で入院した乳幼児に有効である可能性が示唆され、第3相試験が実施されました。
【結果】
ジレソビル群ではプラセボ群と比較して、ベースラインから3日目のWang気管支炎臨床スコアの減少が有意に大きかった(-3.4点 vs -2.7点、差 -0.8点 [95%CI, -1.3〜-0.3]; P=0.002)。5日目のRSVウイルス量の減少もジレソビル群で大きかった(-2.5 vs -1.9 log10 copies/mL)。安全性に懸念は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、RSV感染症で入院した乳幼児の気管支炎症状に対するジレソビルの有効性と安全性を初めて示す第3相試験の結果です。現時点でRSVに対する特異的な治療薬がない日本の臨床現場において、ジレソビルが新たな治療選択肢となる可能性を秘めています。今後の承認状況によっては、RSV感染症の診療フローに大きな影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
