慢性GVHD再発・難治例にCSF1R阻害薬アキサチリマブ、高い奏効率を示す
【背景】
同種造血幹細胞移植後の主要な長期合併症である慢性GVHDは、CSF1R依存性単球・マクロファージが病態に深く関与します。既存治療に抵抗性の慢性GVHDに対する新規治療薬として、CSF1R阻害抗体アキサチリマブの有効性が期待されていました。
【結果】
再発・難治性慢性GVHD患者241名を対象とした第2相試験で、アキサチリマブは3用量群全てで主要評価項目である初回6サイクルでの全奏効率(完全奏効または部分奏効)を達成しました。0.3mg/kg隔週投与群で74%(95%CI 63-83)、1mg/kg隔週投与群で67%(95%CI 55-77)、3mg/kg4週ごと投与群で50%(95%CI 39-61)でした。
【臨床へのインパクト】
既存治療に抵抗性の慢性GVHD患者において、CSF1Rを標的とするアキサチリマブは高い奏効率を示し、新たな治療選択肢となる可能性が示唆されました。特に0.3mg/kg隔週投与群で最も高い奏効率と低い中止率が認められており、今後の臨床現場での導入が期待されます。副作用はCSF1R阻害に関連する一過性の検査値異常が主でした。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
