重症低酸素血症患者への在宅酸素療法、24時間と15時間で1年後の入院・死亡リスクに差なし
【背景】
重症低酸素血症患者に対する在宅酸素療法(LOT)は1日15時間以上の使用で生存率を延長する。しかし、非無作為化比較に基づき、より負担の大きい24時間使用が推奨されてきた。本研究は、24時間使用が15時間使用と比較して、入院または死亡リスクを低下させないという仮説を検証した。
【結果】
241名の重症低酸素血症患者を対象に、LOTを24時間/日群(117名)または15時間/日群(124名)に無作為に割り付けた。1年後の入院または死亡のリスクは、24時間群(平均発生率 124.7イベント/100人年)が15時間群(124.5イベント/100人年)よりも低くなかった(ハザード比 0.99、95%CI 0.72-1.36)。
【臨床へのインパクト】
重症低酸素血症患者において、在宅酸素療法の1日24時間使用は、15時間使用と比較して1年以内の入院または死亡リスクを低下させないことが示された。これは、患者の負担が大きい24時間使用の必要性を見直す根拠となりうる。患者のQOLを考慮し、15時間使用も選択肢として検討される可能性があり、診療ガイドラインの改訂にも影響を与えるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
