世界8地域750万人のデータから肥満度と高血圧の関係を解析、BMIと腹部肥満指標の地域差を比較

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-08-31 | DOI:10.1016/S0140-6736(24)01405-3

📄 原題:General and abdominal adiposity and hypertension in eight world regions: a pooled analysis of 837 population-based studies with 7·5 million participants.

🔗 PubMed:PMID: 39216975

【背景】

肥満度評価にはBMIと腹部肥満指標があるが、地域差や高血圧の識別能は不明だった。本研究は世界8地域でBMIとウエスト身長比(WHtR)と高血圧の関連を検討し、両指標の有用性を評価した。

【結果】

BMIとWHtRの相関は各地域で0.76〜0.89と高かった。年齢とBMI調整後、南アジアは両性でWHtRが最も高く、同BMIでも他地域より腹部肥満度が高い傾向が見られた。高血圧の識別能はBMI単独でもWHtR単独でもほぼ同等(C-statistic 0.72〜0.81)であり、両者を組み合わせてもわずかな改善に留まった。

【臨床へのインパクト】

BMIとWHtRは高血圧の識別能において同等の有用性を示唆。特に南アジアなど一部地域では、同じBMIでも腹部肥満度が高い傾向があり、高血圧リスク評価において地域特性を考慮する必要がある。BMIのみならずWHtRも高血圧リスク評価に有用だが、両者併用による劇的な改善は期待できない。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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