うつ症状へのサイケデリックス単剤経口療法、高用量シロシビンは抗うつ薬対照群でプラセボより有効も効果は小さい

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2024-08-21 | DOI:10.1136/bmj-2023-078607

📄 原題:Comparative oral monotherapy of psilocybin, lysergic acid diethylamide, 3,4-methylenedioxymethamphetamine, ayahuasca, and escitalopram for depressive symptoms: systematic review and Bayesian network meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 39168500

【背景】

サイケデリックスはうつ病治療薬として注目されていますが、プラセボ効果の過大評価や抗うつ薬との直接比較データが不足しています。本研究は、サイケデリックスとエスシタロプラムの有効性と忍容性を、盲検化の不成功による効果の過大評価を考慮し、比較評価することを目的としました。

【結果】

サイケデリックス群のプラセボ反応はエスシタロプラム群より低く、高用量シロシビンのみがエスシタロプラム群のプラセボより有効でした(平均差 6.45、95%信頼区間 3.19〜9.41)。高用量シロシビンの効果量は、サイケデリックス群のプラセボと比較すると大きく(0.88)、エスシタロプラム群のプラセボと比較すると小さい(0.31)でした。高用量シロシビンはエスシタロプラム10mgおよび20mgより効果が大きかったです。全原因による中止や重篤な有害事象は、いずれの介入もプラセボより高くありませんでした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、うつ症状に対する高用量シロシビンが、現行の抗うつ薬治療の対照群と比較してプラセボより有効である可能性を示唆していますが、その効果は小さいと評価されました。これは、サイケデリックスが将来的にうつ病治療の選択肢となる可能性を示唆するものの、その効果の大きさについては慎重な解釈が必要です。日本での臨床導入には、さらなる大規模な研究と安全性評価、そして法整備が必要となるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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