肝硬変合併心房細動患者における抗凝固薬の有効性と安全性:アピキサバン優位か
【背景】
一般的な心房細動患者ではアピキサバン、リバーロキサバン、ワルファリンが虚血イベント予防に有効だが、出血リスクも増加する。しかし、肝硬変合併心房細動患者でのデータは不足しており、最適な治療選択が不明であった。
【結果】
リバーロキサバン開始群はアピキサバン開始群と比較して、大出血イベント発生率が有意に高かった(1000人年あたり33.1件増、HR 1.47 [95% CI, 1.11-1.94])。虚血イベントや死亡率に有意差はなかった。ワルファリン開始群もアピキサバン開始群より大出血イベント発生率が高かった(1000人年あたり26.1件増、HR 1.38 [95% CI, 1.03-1.84])。
【臨床へのインパクト】
肝硬変合併非弁膜症性心房細動患者において、リバーロキサバンやワルファリンはアピキサバンと比較して大出血リスクが高いことが示唆された。特にワルファリンでは出血性脳卒中のリスク増が認められた。この結果は、肝硬変合併心房細動患者に対する抗凝固薬選択において、アピキサバンを第一選択として考慮する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
